SSブログ

江沢民を指名手配 [国際政治]

スポンサードリンク




 スペインの全国管区裁判所は23日、チベットでの集団殺害容疑で逮捕状、およびICPO経由で指名手配を出していた中国の江沢民元国家主席ら元政権幹部に対する捜査の停止を決めたという

wanted_ezawatami.jpg
http://3.bp.blogspot.com/-asLO0PvndEU/UpFQjbhfbTI/AAAAAAAAAZQ/dL7qpQz6yIc/s1600/wanted_ezawatami.JPG
 逮捕状は、外国での人道犯罪について国内での訴追を認めるスペイン法を適用したものだったが、スペイン政府が中国の反発を受けて今年2月、この法を改正したため、捜査継続が困難になった。改正法は、訴追対象を「スペイン人かスペイン在住者」に限定した。

 逮捕状は昨年11月、1980~90年代のチベット弾圧をめぐり、江氏ら5人に対して発令された。

 実は、この逮捕状や指名手配が冗談じゃなくて、本当に出ていたのを知ったときは驚きだった。
ひとつは、チベットの問題には、欧米諸国を初め世界中の国が知っているのに、何ら抗議行動を起こしていないのに、抗議で亡く、一歩踏み込んで、逮捕状や指名手配を行ったことについてだった。

 現代社会では、ある国で人権問題があると、国連等の国際機関を通じて、抗議活動を行うのが常であるからだ。実際に、逮捕や指名手配は「内政干渉」なってしまうので、実行できない。
 これが、スペイン法では許されたと言うことは、スペイン、オランダ、大英帝国と世界中を征服していた時代があったわけだが、その名残りなのだろうな、と思った。

 この「スペイン法」の存在理由については、さておき、中国のチベットでの虐殺行為は許せないことである。現在は習近平政権ではあるが、逮捕状、指名手配はこの殺戮行為を開始した「江沢民」に充てられている。江沢民(こうたくみん)、胡錦濤(こきんとう)、習近平(しゅうきんぺい)と三代続いて、チベットの弾圧が続いている。

 このチベットの弾圧の目的は、チベットの中国化政策である。もともと、ここは、漢民族の領土ではなく、チベット族が住んでいた場所である。そこに、漢民族が入植して、男性を虐殺して、チベット族の国を漢民族の国にしようとしているわけである(ジェノサイド)。そこには、天然資源が豊富な土地があるからであり、同様の政策は、新疆(しんちゃん)ウィグル、モンゴルで行っている。
 
 このチベット問題を見て見ぬふりを続けていると、日本だって、いつ、同じ目にあうか、分からないことを、しっかりと考えるべきではないだろうか。




スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。