H7N9 致死率 [ヘルスケア]
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鳥インフルエンザA(H7N9)の流行拡大に備え、厚生労働省は、開発を進めていたH7N9株のインフルエンザワクチンの臨床試験を、早ければ来月中にも始めることを決めた。
動物試験での安全性の確認などを踏まえて行われるもので、人への接種は国内では初めて。国立病院機構の病院で、成人男性を対象にした第1相試験(ステージ1)が行われる見通し。
この鳥インフルエンザA(H7N9)の致死率って、実際、どのくらいなんだろうかと疑問に思って「国立感染症研究所の資料」を使って調べてみた。特に、致死率はどのくらいなのだろうか?というポイントで調べてみた。
このウィルスを発見した当時は、50%程の致死率と言うことであったが、よく調べてみると、30%程であるそうだ、なおかつ、これは高齢者の重症の患者に対しての数字らしい。小児・若年層では、重症化することはなく、全体での致死率は、2.8%から0.16%程度らしい。同じ、鳥インフルエンザであるが、H5N1の場合は、毒性が非常に高く、60%を越える。さらに、H7N9と異なって、小児・若年層で重病化する率が高い。
今回、臨床試験を行うのは、H7N9である。このH7N9のワクチンはヒトに対しての、免疫原性が低い、つまり、ワクチンを摂取しても、免疫効果がほとんど無いことが分かっている。さらに、その他の問題があるらしい。
幸い、小児・若年層の場合、軽症であり、高齢者の場合は、過去にかかったウイルスに対して免疫を持っている。
ということで、H7N9のワクチンは、まだまだ、手を出す必要のないもののようだ。いや、むしろ、危険なケースの方が多いようだ。
最後に、H5N1に対するワクチンであるが、こちらも、現在研究中のようです。
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タグ:鳥インフルエンザ
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