[原発事故]「美味しんぼ」 福島の真実 鼻血 がれき (福島 大阪) [原発]
漫画「美味しんぼ」をめぐる描写について、「放射能との因果関係を断定する者ではない」と小学館はコメントを発表した。
東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が議論を呼んでいる漫画「美味しんぼ」(原作:雁屋哲、画:花咲アキラ)について、
掲載誌・ビックコミックスピリッツ編集部(小学館)は、12日、同日発売の24号についてのコメントを自社ホームページで発表した。
(http://spi-net.jp/spi20140512.html)
「断定していない」と。
しかし、作品の中では、双葉町前町長の井戸川克隆氏の言葉として、
「福島県に鼻血がでたり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被ばくしたからですよ。」とコメントしている。
また、岐阜県環境医学研究所所長の松井英介氏が登場し、
「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1000人ほどを対象に、お母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と”断定はできませんが”、眼や呼吸器系の症状が出ています」「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあったのです」とコメントしている。
新たに、がれき焼却による影響と言うことで、大阪へ飛び火したわけだが。
これに対し、大阪府と大阪市は「事実と異なる」、
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=16432
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000266273.html
と抗議がそれぞれのホームページに発表されました。
また、すでにこの影響で福島県の飯坂温泉では、キャンセルが相次ぐ状態であると聞きます。
「風評被害」なのか、もっと深刻な問題があるのか、徹底的に調査が実施されることを望みます。
(FNNの画像:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3711.htmlより引用)
福島県がHPに反論掲載「美味しんぼ」鼻血描写問題[追加] [原発]
福島民友新聞(http://www.minpo.jp/news/detail/2014051115598)によると、
小学館の「ビッグコミックスピリッツ」掲載の漫画「美味(おい)しんぼ」で、
東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写があった問題で、
県が12日に県のホームページ(http://www.pref.fukushima.lg.jp)に反論を掲載することが10日分かった。
[12日に発売される次号と、先月28日発売号の内容を踏まえた見解を示す予定。]
県によると、同作品が及ぼす社会への影響を踏まえ、抗議の意思を示すとともに、県としての見解を示し、正しい理解を求める。県民からも「県として抗議すべき」という意見が寄せられているという。
同問題をめぐっては、同原発が立地する双葉町が小学館に対し「町民だけでなく、県民への差別を助長させる」との抗議文を送った。
「美味しんぼ」原作の雁屋 哲氏と福島県との今後のやりとりについて、注視していきたい。
福島県のホームページにある
「放射能測定マップ」(http://fukushima-radioactivity.jp)
[追加]
福島県ホームページの内容
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html
福島県から出版社への申し入れ内容
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/63423.pdf