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「長州ファイブ」 破産 [経済]

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 帝国バンクによると、

 ハイビジョン映像(株)(TDB企業コード982307341、資本金3000万円、東京都新宿区新宿1-10-2、代表水野清氏)は、3月13日に債権者から破産を申し立てられ、4月30日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 

 ハイビジョン映像は、1964年(昭和39年)10月の設立。代表の水野氏は学卒後、映画監督のマキノ正美氏に師事し、助監督を経て、多数のテレビ・ラジオの演出や制作・企画に参加した経歴をもつ。


 その後は映画プロデュースを主業とし、90年に日中国交正常化20周年記念日中合作映画「曼荼羅 若き日の弘法大師・空海」を手がけるほか、2006年には映画「長州ファイブ」(監督:五十嵐匠、主演:松田龍平)を製作。同作品は第40回 ヒューストン国際映画祭のグランド・レミ賞(グランプリ)を獲得、話題となるなど、2005年8月期の年収入高は約5億3300万円を計上していた。

 

 しかし、その後はヒット作に恵まれず、苦しい資金繰りを余儀なくされていた。

 負債金額は現在、調査中。
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非常に残念である。ところで、「長州ファイブ」は長州五傑とも呼ばれ、
井上聞多(井上馨)いのうえかおる
28歳(1835年生れ)。初代外務大臣。不平等条約改正に尽力する。
遠藤勤助 えんどうきんすけ
27歳(1836年生れ)。造幣事業に一生を捧げ、日本人の手による貨幣造りに成功する。
山尾庸三 やまおようぞう
26歳(1837年生れ)。グラスゴーで造船を学び、明治4年に工学寮(のちの東京大学工学部)を創立。
伊藤博文 いとうひろぶみ
22歳(1841年生れ)。初代内閣総理大臣となり、大日本帝国憲法を発布。4度首相を務める。
野村弥吉(井上勝)いのうえまさる
20歳(1843年生れ)。鉄道の父。日本初の鉄道を敷き、以後、全国の鉄道敷設工事を指揮した。
のことである。

幕末の坂本龍馬をはじめ、幕末の武士が活躍できたのと同様にグラバー商会の「トーマス・グラバー」の存在があったようだ。この長州ファイブも現在の価値で一人あたり数億円の留学費用を準備したのは、グラバーであったと言われている。

グラバーが所属するジャーディン・マセソン商会は国際金融系商社であり、結局、残念であるが明治維新とは国際金融組織の思惑の上で起こったことであったようだ。

p4_11.jpg

p4_12.jpg

遠藤謹助(左後)、井上勝(中央)、伊藤博文(右後)
井上馨(左前)、山尾庸三(右前)
http://film-yg.com/cinema/movies/five.htmlより引用)



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