江沢民一派 [国際政治]
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江沢民一派とは、いわゆる、上海閥を言われる、上海を拠点とする派閥のことである。
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江沢民一派とは、いわゆる、上海閥を言われる、上海を拠点とする派閥のことである。
これに対抗するのが、胡錦濤率いる北京閥である。現政権のこれらの派閥には属さず、政治家の二世の集まりである、太子党に属している。ただ、政権を取る際には、上海閥の後押しで政権を取ったので、本籍太子党、現住所上海閥のような形である。
〔共同通信社ニュースより)
江沢民一派の上海閥は、上海を抑えている。つまり、中国の経済を握ってるといえる。なぜなら、外国企業が中国に進出する際には、必ず、中国企業との合弁会社でなくてはならないという法整備を行ったからである。これによって、外国企業が得る利益の一定量は自動的に搾取できるようになっている。また、外国企業が中国から撤退する場合、多額の違約金を支払わなくてはならない、さらに、その企業に投資したすべての資産は中国に置いて撤退しなくてはならないという条件も付いている。
このすべての利権は、現在の共産党政権がある限り続くが、もし、体制が変わったら、すべてを失ってしまうので、共産党体制を死守するためには、手段をいとわないグループだ。
日本の旧田中派(民主党の小澤一郎を含む)、外務省の親中国グループ、いわゆる、チャイナスクール。それから、北朝鮮の金正日は、この上海閥とつながっていて、お互いに、利権を維持し合ってきた。
しかし、国際協調を主張する、北京閥の胡錦濤が政権を取ったことによって、多少弱体化した。胡錦濤政権時代に三峡ダムを完成させたことで、さらに、北京閥の力が強まった。なぜなら、もし、このダムを破壊したら、上海の街が壊滅することになるからである。
一方、上海閥は、全国の公安勢力を抑えたことで、北京閥ににらみをきかせている。
このように、江沢民、胡錦濤共に一線は退いたが、いずれも大きな力をもっており、その間にいる、習近平の動きから目が離せない。
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