[タイ全土戒厳令]タイ陸軍 今後のゆくえ [国際政治]
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タイ陸軍がタイ全土に戒厳令を発令した。これは、「戒厳令の発令はクーデターではない。平和と秩序、公衆安全の維持が目的である」と言っている。
reutersより
インラック前首相は司法判断を受けて失職し、タイ政府の空白が続いているなかでの行動であり、事前に予想された軍部主導によるクーデターであるといえる。軍は中立であると言いながら、反タクシン元首相の立場であることは明かである。
タクシン元首相は、大胆な経済政策を成功させて、タイ経済に貢献していたのは事実であった。ただ、貧困層等に反感を抱かせていた。しかし、最終的には、タイ王政を傷つける行動が決め手になって、クーデターが起こり失脚したようだ。インラック前首相も実兄である、タクシン元首相にたいして、厳格な対応をとらず、曖昧にしてきたことが今回のクーデターにつながったような気がする。
今後の予想であるが、タイ陸軍、もしくは、タイ陸軍が承認した政権がタイ政府を掌握することになろう。また、その政権がタイ国内にいるタクシン派の幹部に対して、厳格な対応をとることが必須である。そうでないと、何度も同じことを繰り返すことになってしまう。
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